設定: MQTTの使用

MQTT（Message Queuing Telemetry Transport）は、軽量で効率的なメッセージングプロトコルであり、デバイス間通信のためにインターネット・オブ・シングス（IoT）で広く使用されています。制限されたネットワーク帯域幅や低電力デバイスで動作するように設計されており、リモートセンサーやモバイルデバイス、さまざまな小規模なガジェットをインターネットに接続するのに最適です。

設定メニューを使用して、Agent DVRをMQTTサーバーに接続します。接続したら、アラートアクションを設定してMQTTサーバーにメッセージを発行できます。詳細については、MQTTサーバーの設定を参照してください。

これを設定するには、デバイスを編集し、一般タブに移動し、アクションを選択します。アラート（または他のイベント）のためのアクションを追加し、アクションタイプとしてMQTTを選択します。ここでは、トピックと投稿するメッセージを指定できます。

投稿するトピック（例：Agent/alerts）を指定し、メッセージを適切に作成してください。

Agent DVRは、SERVER/commands チャンネルで MQTT メッセージを受信および処理することもできます。ここで、SERVER はサーバー名です（設定で編集できるサーバーメニューに表示されます）。これらのコマンドは、HTTP API と同様の形式でフォーマットされています。/command を cmd= に置き換えるだけです：

たとえば、すべてのデバイスをオンにするには：cmd=allon。

特定のデバイスで写真を撮るには：cmd=snapshot&ot=2&oid=1。

mosquitto を使用して、次のようにコマンドを送信できます（SERVER をサーバー名に置き換えてください）：mosquitto_pub -t 'SERVER/commands' -m 'cmd=record&ot=2&oid=1'。

Agent DVR はコマンドを実行し、SERVER/responses チャンネルに JSON レスポンスを送信します。

Agent DVRには、デフォルトのイベント、ステータス、使用統計を送信する自動MQTT設定機能があります。この機能を有効にするには、デバイスの編集時に一般タブで「MQTTイベント」オプションを有効にします。

この設定には、モーション、接続、アラート、録画などのトピック用のフラグが含まれています。

トラブルシューティング

もしMQTTで頻繁に切断と再接続が発生する場合、それは通常、MQTTのサーバー設定の「クライアントID」で複数のクライアントが使用されていることを示しています。各MQTTに接続されたクライアントが一意のクライアントIDを持つことを確認することが重要です。